年平均成長率(CAGR)の計算

think-cell TCCAGR 数式を使うと、年平均成長率(CAGR)の計算が簡単にできます。この関数を使用して、経年ビジネスデータを素早く分析できます。CAGR の詳細は、Wikipedia をご覧ください。

TCCAGR 数式の使用

  1. Excel では、データを単一行または列のセルの範囲内に入力してください。
  2. 別のセルで、 =TCCAGR(FIRST_CELL:LAST_CELL)とタイプします。FIRST_CELL を範囲内の最初のセルで置き換え、LAST_CELL を最後のセルで置き換えます。

    あるいは、Excel リボンから直接 CAGR を計算するには、1行内のデータ範囲を選択してから、think-cell > Formulas > Insert CAGR を選択します。現時点では、Insert CAGR ボタンはセルの 1 行でしか機能しません。

Insert CAGR button on TC13

注記:TCCAGR 数式は、範囲の最初と最後のセルのみを使用します。その間のセルは計算に影響しません。さらに、この数式では最初と最後のセルが共に有意な結果を返す必要があります。

複数セル内で 1 年を表す

TCCAGR 数式には、複数セル間の年間データを表すオプションの 2 番目のパラメータがあります。このパラメータを使用するには、範囲の後に1年を表すセルの数を追加します。このオプションパラメータを使用しない場合、TCCAGR 数式は各セルがデフォルトで 1 年間を表すとみなします。

例えば、=TCCAGR(B1:B5) は 4 年間の CAGR を計算し、各セルが 1 年を表すとします。オプションのパラメータを使用して、=TCCAGR(B1:B9, 2) は 2 年間の CAGR を計算し、範囲内の各 2 つのセルが 1 年を表すとします。

Representing years in single vs. multiple cells with TCCAGR

注記: Excel のほとんどの版では、カンマが区切り文字として使用されていますが、一部のローカライズ版では、カンマは小数点区切り文字として使用されるため、パラメータの区切り文字にはカンマの代わりにセミコロンが使用されます。必ずお使いの Excel バージョンの正しい区切り文字を使用してください。

TCCAGR フォーミュラのトラブルシューティング

TCCAGR 数式を使用する場合に、#VALUE!#DIV/0!#NUM!の 3 種類のエラーが発生する可能性があります。

##VALUE!

#VALUE!エラーは数式の入力ミスや不良パラメータに起因することがあります。ローカライズ版の正しい句読点を使用したことを確認してください。例えば、英語版の Excel では、数式は =TCCAGR(A1:A10, 2) のようになりますが、ドイツ語版ではセミコロンがカンマで置き換えられています:=TCCAGR(A1:A10; 2)

TCCAGR 数式は、単一行または列に配列されたセルの範囲で機能します。単一行または列に内セルの数式を使用すると、#VALUE! エラーに終わります。

#VALUE! エラーのもう一つの理由は、範囲内の最初または最後のセルに負の値が入っていることです。TCCAGR 数式が機能するためには、これら両方のセルが正数である必要があります。

#DIV/0!

範囲内の最初のセルの値がゼロなら、数式は#DIV/0!エラーを返します。これは CAGR の計算にゼロでの割り算が含まれることになるためです。

##NUM!

範囲内の最初と最後のセルが共にゼロであれば、TCCAGRではこれらのセルが共に正数でなければならないため、数式は #NUM! エラーを返します。