3. 基本概念

本チャプターでは、あらゆる think-cell の要素を使って作業する際の基本的な考え方をご説明します。

3.1
ツール バーと要素のメニュー
3.2
要素を挿入
3.3
要素を回転/反転
3.4
要素のサイズ変更
3.5
要素と機能を選択
3.6
グループ化
3.7
整列と配置
3.8
フォーマットとスタイル

3.1 ツール バーと要素のメニュー

think-cell をインストールしたら、PowerPoint のリボン内の挿入タブの中に次のグループが表示されます。

PowerPoint 365 の think-cell グループ.

ここからは、このリボン グループをthink-cell ツール バーと呼びます。think-cell ツール バーからは、think-cell のほとんどの機能を使用することができます。

注記: さらに、PowerPoint の[要素]ボタンおよび Excel の[グラフ]ボタンを要素ボタンと呼びます。

[要素]ボタンをクリックした後、最初の 2 行の記号はプロセス フローの文書パーツ (16. プロセスフローを参照)、いくつかの役立つ描画オブジェクト (20. プレゼンテーションのツールを参照)、そして議題のスライド (19. 議題を参照) を表す一方で、他の行はグラフの種類を表します (4. グラフ作成の方法を参照)。

次の要素が使用可能です。

アイコン 要素名 マニュアルのセクション
image. 縦棒グラフまたは横棒グラフ 縦棒グラフおよび積み上げ縦棒グラフ
image. 100% 縦棒グラフまたは横棒グラフ 100%グラフ
image. 集合縦棒グラフまたは集合横棒グラフ 集合グラフ
image. ウォーターフォール図のビルドアップ 9. ウォーターフォール図
image. ウォーターフォール図のビルドダウン 9. ウォーターフォール図
image. 単位付きマリメッコ グラフ 10. マリメッコグラフ
image. % 軸付きマリメッコ グラフ %軸付きマリメッコ グラフ
image. 面グラフ 面グラフ
image. % 軸付きの面グラフ 100% 積み上げ面グラフ
image. 折れ線グラフ 折れ線グラフ
image. 複合グラフ 複合グラフ
image. 円グラフ 11. 円グラフとドーナツグラフ
image. 散布図 散布図
image. バブル チャート バブルチャート
image. プロジェクト タイムラインまたはガント チャート 13. ガントチャート(時系列)
image. 目次 目次の挿入
image. チャプター チャプターの挿入
image. 議題の分割 1 つのプレゼンテーション内の複数議題
image. テキスト ボックス 15. テキストボックス
image. 五角形/山形 16. プロセスフロー
image. 角丸四角形 角丸四角形
image. Harvey-Ball チェックボックスとハーベイボール
チェックボックスのアイコン. チェックボックス チェックボックスとハーベイボール
image. 17. 表
オンライン サービスからの画像のアイコン. ストック画像 18. 画像
[Excelにリンクされたテキスト フィールド] アイコン. Excel にリンクされたテキスト Excel にリンクされたテキストフィールドの作成
[名前付きテキスト フィールド] アイコン. 名前付きテキスト フィールド 24. オートメーション機能のご紹介

さらに、 image. 要素を接続するためのユニバーサル コネクタもあります (詳細については ユニバーサル コネクタ を参照)。

最後に、 [ツール] メニュー アイコン. [ツール] では、PowerPoint を使った日々の作業が楽になる役立つツールが提供されています (20. プレゼンテーションのツール を参照)。

3.2 要素を挿入

プレゼンテーションに要素を挿入する手順は、PowerPoint 図形を挿入する手順とよく似ています。スライド上に新しい要素を作成するには、think-cell ツール バーから[要素]ボタンをクリックします。その後、必須要素を選択します。要素の周囲に小さな矢印が現れるのがわかるでしょう。これらの矢印の上をマウスでポイントすると、要素を回転や反転させることができます。

要素を間違って選択しても、以下の手順で解除できます。

  • Esc キーを押して挿入をキャンセルします。
  • [要素]ボタンを再度クリックして別の要素を選びます。
think-cell グラフ スマート要素.

要素を選択したら、マウス ポインターと共に四角形が現れ、スライド内の要素挿入位置を表示します。スライドに要素を配置するには 2 つのオプションがあります。

  • マウスの左ボタンを 1 度クリックし、既定の幅と高さの要素を配置します。
  • マウスの左ボタンをクリックしたままドラッグし、希望するサイズの要素を作ります。要素のなかには固定幅でしか挿入できないものもあります。この場合は高さのみ変更できます。要素のサイズは挿入後にいつでも変更できます。

要素の挿入やサイズ変更をするとき、一定の位置に配置されることに気づくでしょう。

挿入中のスマート要素 think-cell グラフ位置合わせ. サイズ変更中のスマート要素 think-cell グラフ位置合わせ.

位置合わせは以下のような目的で行われます。

  • 位置合わせによって、オブジェクトが素早く簡単に配置できます。スライド上の他のオブジェクトの境界線をハイライトすることで、今動かしている要素がそのオブジェクトと連携していることを示します。
  • サイズを変更するとき、要素のなかには位置合わせを行って自動で最適なサイズに決定したり、定義されたりするものがあります。例えば縦棒グラフの場合は、棒の数によって適した幅が決まります。手動で要素のサイズを変更した場合も簡単に既定の幅に戻すことができます。マウスを使って幅を調整している間に既定に近いサイズになったら位置合わせされます。

PowerPoint 同様、Alt キーを押したまま、位置合わせ (スナップ) することなくマウスを自由に動かせます。

3.3 要素を回転/反転

[要素] メニューの中の、五角形/逆 V 字型、積み上げ、集合、100%、折れ線、面、ウォーターフォール、およびマリメッコ グラフの記号の周囲には、小さな矢印の記号があります。この矢印の記号を使用すると、これらの要素の反転バージョン (該当する場合には回転バージョン) を挿入できます。

また、ほとんどの要素は、回転ハンドルを使って挿入後に回転させることができます。要素を選択して回転ハンドルを希望する位置までドラッグするだけです。回転ハンドルの上でマウスの左ボタンをクリックし、押し続けながら赤色でハイライトされた 4 つの可能な位置の 1 つまでハンドルをドラッグし、マウスから手を放します。

think-cell でグラフを回転/反転させる.

3.4 要素のサイズ変更

要素が選択される時、サイズ変更ハンドルが境界線の角と中央に表示されます。要素のサイズを変更するには、これらのハンドルの 1 つをドラッグします。

サイズ変更ハンドルをドラッグしながらPageUpPageDownを押すか、マウス ホイールでスクロールし、別のスライドに切り替えられます。サイズを変更している要素のアウトラインがグレーで表示されるので、要素を挿入で説明されているものと同じ位置合わせ操作で他のスライドの図形を基準点として使用できます。マウス ボタンをリリースすると、元のスライドに戻り、選択されたサイズが要素に適用されます。これにより、複数のスライドで容易に要素の位置とサイズを揃えることができます。

2 個以上の要素を同じ幅または高さに設定することもできます。これは、PowerPoint 図形を選択肢の中に含めていても可能です。まず、同じ幅または高さに設定するオブジェクトをすべて選択します(「マルチ選択」を参照)。次に、選択範囲に含まれる要素のコンテキスト メニューから image.  [同じ高さ] または image.  [同じ幅] を選択します。すべてのオブジェクトが同じ高さまたは幅にそれぞれサイズ変更されます。

think-cell 要素のサイズ変更.

参照要素が設定されている場合、選択されたすべての要素の高さや幅は、各要素の高さや幅に設定されています。設定されていない場合は、要素の中の最大の高さまたは幅が使用されます。

3.5 要素と機能を選択

think-cell の要素には多くの場合、機能と呼ばれる個別に選択可能なパーツが含まれています。例えば、グラフ要素はデータシートの数値に対応するセグメントから構成され、ラベル、軸、様々な矢印、コネクタなども含まれることがあります。

マウス ポインターが上に来た時に現れるオレンジ色の枠で機能を見分けることができます。それをクリックすると、枠が青色に変わり現在選択中の機能としてマークされます。これに加えて、フローティングツールバーが現れることもあります。これに含まれるプロパティ コントロールを使って、機能のルックスを変えることができます。新しく挿入した要素を使って機能の成り立ちやプロパティの概要を見てみると良いでしょう。

機能を右クリックすると、コンテキスト メニューが表示されます。これを使用して、要素に新しい機能を追加したり、現状表示されているものを削除したりすることができます。

think-cell コネクタ メニュー.

現在選択中の項目に使用できない機能のボタンは灰色になっています。要素全体のコンテキスト メニューは、要素の背景を右クリックすると表示されます。

機能は常に特定の要素に属し、他の機能をさらに加えることもできます。一例として、折れ線グラフの縦軸はグラフ自体の機能ですが、軸に付けられたチェックマークは軸の機能です。このため、縦軸の表示、非表示を切り替える場合は、グラフのコンテキストメニューを使用し、チェックマーク表示、非表示を切り替える場合は軸のコンテキストメニューを使用してください。

機能を削除するにはいくつかの方法があります。

  • 機能を左クリックして選択し、キーボードのDelまたはBackspaceキーを押します。
  • 機能を右クリックして think-cell コンテキスト メニューを開きます。[削除] ボタンをクリックして、 削除アイコン. 要素からフィーチャーを削除します。
  • 機能を追加するのに使った think-cell コンテキストメニューを開きます。同じボタンを再度クリックして、機能を削除します。

注記: この方法で、グラフ 要素からデータ セグメントを削除することはできません。表示されるすべてのデータ セグメントは、内部データシートに制御されています。内部データシートからセルを削除すると、それに対応するデータ セグメントがグラフ 要素から削除されます。

注記: 機能の有無をボタンで切り替えることができます。例えば、系列ラベルのグラフ表示の有無に従って状態を変更します。たとえば、 image.  [系列ラベルの追加] を選択して系列ラベルをグラフ要素に追加すると、 image.  ボタンが [系列ラベルの削除] に変わります。以下では、一般的に、機能を追加するためのボタンの状態のみが表示されます。

使用可能なすべての機能についての詳細情報は、適用される各要素の情報と共に以下のチャプターに記載しています。

3.5.1 マルチ選択

同じ項目に属する幅広い機能を素早く選択できます -- これは論理的複数選択と呼ばれます。これは、Microsoft Windows Explorer 内のファイル動作と同じように機能します。マウスの左ボタンを 1 回クリックして、選択する範囲内の最初の機能を選択し、Shift を押したまま範囲内の最後の機能をクリックします。Shift を押したままマウスを動かすと、選択する機能の範囲がオレンジ色にハイライトされます。

選択項目に 1 つの機能を追加する場合や、選択項目から 1 つの機能を削除する場合は、Ctrl を押したままクリックします。もう 1 度確認しますが、これは Microsoft Windows Explorer で複数ファイルを選択する方法と同じ方法です。

キーボードを使用すると、論理的複数選択も可能です。Ctrl+Aを繰り返し押すと、最初に選択されていた機能が属している包含的なタイプの機能をすべて連続して選択できます。例えば、積み上げ縦棒グラフのセグメント ラベルが選択されている場合は、最初に同じデータ系列のすべてのセグメント ラベル、次にグラフ内のあらゆる系列のセグメント ラベルすべて、最後にグラフ内のあらゆるラベルを選びます。

同様にグラフのセグメントが選択されている場合は、最初に同じ系列のすべてのセグメント、グラフ内のすべてのセグメント、同じスライドのすべてのグラフ内のあらゆるセグメントを選択します。

論理的複数選択は、グラフ要素内のデータ系列全体に色を付けたいときや、ラベル範囲の形式を変更したい場合に特に役立ちます。さらに、複数選択機能を使って 1 度に複数のラベルにテキストを貼り付けることもできます(「テキストを複数のラベルに張り付ける」を参照)。

さらに、Ctrl+Alt+Shift+ を使用して、現在の選択範囲を選択した方向のすべての要素または機能(同じ種類) に拡張できます。think-cellでは、ネイティブのPowerPoint図形でもこれを実行できます。

3.5.1.1 参照要素

think-cell要素がスライド要素の複数選択の一部になると、think-cellでは参照要素を指定することがあり、これはたとえば、要素設定時に対象サイズを同じサイズに定義したり(要素のサイズ変更参照)、要素を整列させる時に整列対象を定義すること(整列と配置参照)を可能にします。

参照要素は、中央に小さな赤い点で示されます。これらには、think-cell の要素を使用することも、ネイティブの PowerPoint 図形を使用することもできます。複数選択に含まれる特定の要素に参照要素を設定するには、単にその要素をクリックします。

複数選択内のどの要素が最初に参照要素となるかは、その選択を作成した方法により異なります。

  • Ctrl+クリックで選択を追加した場合は、最後に追加した要素が参照要素となります。
  • Shift+クリックまたはCtrl+Alt+Shift+ を使用して追加の要素範囲を含めるよう選択を拡張した場合、あるいは、Ctrl+Aを使用してスライド上のすべての要素へと選択を拡張した場合、参照要素は、もし1つしかないならば最初に選択された唯一の要素、あるいはオリジナルの選択となります。
    • -
    • -
  • think-cell要素を含む複数選択をなげなわを使って作成した場合、または要素を選択せずにCtrl+Aを押して作成した場合、最初は参照要素はありません。

3.5.2 キーボードの操作

多くの場合、スライド上の他のオブジェクトを選択するのにマウスは必要ありません。代わりに、Alt キーを押したまま方向キー を使って別のオブジェクトを選択できます。

  • PowerPoint の図形または think-cell 要素が選択されたら、Alt と方向キーを使って矢印の方向にある次の図形を選択します。
  • 要素の機能が選択されたら、Alt と方向キーを使って、要素内の同じ種類の次の機能を選択します。

ただし、同じ要素の機能に対してのみ対象を変更できます。別の要素の機能を選択するには、再度マウスを使ってください。

3.5.3 パン

スライドを拡大表示して編集する場合 (400% など)、スライドを動かして次に編集したい場所を表示させるのが困難なことがよくあります。think-cell がインストールされている場合、マウスの中央ボタンを使用して、スライドを「パン」させることができます。マウスの中央ボタンをクリックして、マウス ポインターでスライドをつかみ、表示したい位置に動かします。

マウスの中央ボタンの代わりにホイールがついている場合、ホイールを回さずに押すことで同じ操作を行えます。

注記: おそらくご存知かと思いますが、PowerPoint では Ctrl キーを押したまま、マウスのホイールを使用すると拡大および縮小できます。think-cell のパン機能と合わせてスライドの拡大表示を行うと簡単で素早い作業が行えます。

3.6 グループ化

think-cell の要素は、PowerPoint の通常の図形同様、グループ化し、移動することやサイズ変更することができます。いくつかの think-cell 要素をグループ化するには、要素を複数選択し、Ctrl+G を押すか、[ホーム] → [描画] → [調整] → [グループ化] をクリックします。

同じグループに属する要素は、いずれかの要素にマウスのカーソルを合わせると選択プレビューを示す太いオレンジの線に加え、要素すべての周りに細いオレンジの線が表示されます。もしくは、グループに属する選択された要素の周りを囲う太い青の輪郭線に加え、細い青の輪郭線が表示されます。

凡例と表でグループ化された積み上げ縦棒グラフ.

グループを削除するには、グループ内のいずれかの要素を選択し、Shift+Ctrl+G を押すか、[ホーム] → [描画] → [調整] → [グループ解除] をクリックします。

異なるグループに属する 2 つ以上の要素を選択する場合や、グループ化する場合、元のいずれかのグループに属するすべての要素を含む新しいグループが作成されます。新しい大きなグループを削除した場合に、元の小さなグループを復元できるよう think-cell は、元のグループを記憶します。

3.7 整列と配置

think-cell要素をスライド上に配置するために、PowerPointの通常のコントロール、たとえば[ホーム][描画][配置]メニューを使用することができます。

特に[左揃え/中央揃え/右揃え/上寄せ/中央/下寄せ]ボタンを使って、スライド内でまたは相互に1つ以上の選択した要素を配置することができます。レイアウトを有効にしたthink-cell要素(14. レイアウトの導入を参照)は、単にそれに従って要素を配置するだけでなく、要素間の位置合わせ関係を導入します。これは要素のサイズやスライド上の位置が変化しても端や軸に対する位置合わせを維持します(詳細はテキストボックスの挿入と位置合わせ (スナップ)を参照)。

[配置]メニューで選択したオブジェクトを整列オプションを選択すると、PowerPointの基本動作は、選択されたすべての要素を、選択された要素のその方向におけるもっとも外側の要素を左端/右端/上限/下限に整列させるか、選択の境界となる四角形の縦軸横軸の中央に整列させます。特に縦横の中央に整列については、望ましくないことが多くなります。つまり選択したすべての図形が移動することとなり、整列していない図形の選択の境界となる四角形の縦横の中央は、通常スライドレイアウトには何も意味がないためです。

複数選択の一部に1つ以上のthink-cell要素が含まれる場合、think-cellは、参照要素を整列対象として使用することによりこの問題を改善します。選択したオブジェクトの整列を使用して整列操作を実施する場合、選択された他の要素の、指定した端または軸は、参照要素の対応する端に整列します。このため、固定した位置を持つ参照要素は整列操作により移動しません。

たとえばthink-cell 17. 表内のセルなど、参照要素がグループの一部である場合(グループ化を参照)、その要素が属するグループ全体の端または軸は、対象に対して整列します。

think-cell要素を含む複数選択に、参照要素が設定されていない場合は、整列動作は、上述のようなPowerPointの基本動作となります。

3.8 フォーマットとスタイル

クリックして要素または機能を選択すると、フローティングツールバーが現れます。これには機能のルックスを変更するためのプロパティ コントロールが含まれています。選択された機能に適用されるコントロール項目だけがフローティングツールバーに表示されます。

本チャプターでは、いくつかの一般的な種類のコントロールについて説明します。次のチャプターでは、特定の要素や機能の種類のコンテキストにおいて、フローティングツールバーのすべてのプロパティ コントロールに関する詳細情報を説明しています。

3.8.1 色と塗りつぶし

image.

カラーコントロールは、塗りつぶしの色を持つ機能、アウトライン、矢印、コネクタを含む線(矢印と数値を参照)、およびフォントの色(フォントの色を参照)に適用されます。

塗りつぶしの色については、配色コントロールで [トップでデータシートの塗りつぶしを使用] を有効にしている場合、リストには [Excel セル同様] が含まれます (「配色」を参照)。手動で色を付けたセグメントの塗りつぶしをリセットするには、[Like Excel Cell] (Excel セル同様) を選択して Excel のセルの書式設定を行います。

カラー コントロールで使用できる色以外の色が必要な場合は、ドロップダウン ボックスから[カスタム]オプションを選択します。カラーピッカーが表示されて、お好みの色を選ぶことができます。選択した色がスライド上の選択した要素に即座に適用されるため、ダイアログを閉じなくても簡単に結果を判断できます。

think-cellカラーピッカー.

色相は水平方向に並べられます。上ペインの縦方向は、色のミュートの強弱(実際の補色の混合量)を表し、下方向にグレー度、上方向に純色度が増します。下ペインは中央軸あたりが最も明るい色で、上方向に白みが増し、下方向に黒みが増す構成になっています。

RGB カラーは、右下のボックスに 16 進数(#82a617)または 10 進数(rgb(130, 166, 23)またはR119 G119 B119)の形式で値を入力することで指定できます。

左上のドロップダウンメニューでは、選択した要素の他の機能の色の選択に簡単に切り替えることができます。スライド上で think-cell 要素を選択することで、別の think-cell 要素のカスタム カラーの選択に簡単に切り替えることもできます。

think-cell は、最近使用したカスタムカラーをカラーコントロールに追加し、素早くアクセスできるようにします。最近使用した色のリストの中に、分割ラインが見つかるでしょう。分割ラインの上にある色はプレゼンテーションの作業中に保存された色です。同僚がプレゼンテーションの編集をする際にも確実にこうした色を使用することができます。分割ラインの下にある色はあなたのコンピューターだけで使用可能です。こうした色は別のプレゼンテーションであなたが使用した色です。両方とも 8 色まで保存しておくことができます。9 色目のユーザー設定の色を使用すると、1 番目の色はリストから削除されます。

特定のセグメントをハイライトする場合やグラフの 1系列をハイライトする場合は、カラー プロパティをご使用ください。グラフ全体に色を付ける必要がある場合は、配色プロパティをご使用ください。

3.8.2 配色

image.

配色コントロールを使用すると、例えば、第 1 系列に配色の 1 番目のカラーを使用し、第 2 系列に 2 番目のカラーを使うなど、グラフのすべてのセグメントに一貫性のある色付けを行うことができます。系列が追加や削除された時は、カラーも自動で更新されます。詳細については「デフォルトの色とフォントの変更」をご覧ください。

[トップでデータシートの塗りつぶしを使用] をオンにすると、think-cell は Excel のセルの書式設定の色を PowerPoint のグラフに適用します。この機能は、リンクされたグラフの場合に、Excel のデータ ソースを使ってグラフの色をコントロールするのに特に便利な機能です。例えば、条件付き書式設定では、正の値を緑色に負の値を赤色にそれぞれ色付けすることができます。

[トップでデータシートの塗りつぶしを使用]を有効にし、データ セグメントに対応するセルに Excel のセル書式設定の一部として塗りつぶしの色が設定されていない場合は、選択した配色に従ってそのセグメントに適切な色が適用されます。

注記: Excel で条件付き書式設定ルールを使用している場合、セグメントの塗りつぶしを設定するために Excel のセル書式設定を使用することはできません。これらの規則には、他のセルに対する機能や参照が含まれています。

3.8.3 セグメントの並べ替え

image.

セグメントの並べ替えコントロールはグラフ内の各セグメントに指定の順序を適用します。既定のシート順のセグメントでは、データシートに表示される順番と同じ順番でセグメントを並べます。シートと逆順のセグメントを選択した場合は、データシートの最後の系列がグラフの最上部に表示され、データシートの最初の系列がグラフの最下部に表示されます。

think-cellは数値に基づいてカテゴリの中でセグメントを並べ替えることもできます。降順のセグメントの場合、各項目の最大セグメントがベースライン上に表示され、その他のセグメントが降順になるように項目が並べ替えられます。昇順のセグメントの場合は、ベースライン上に最小の数値を持つセグメントが表示されます。並べ替えの結果、同じデータ系列のセグメントで同じ色を持つものが異なるカテゴリの異なる場所に表示されます。

もちろん、このようなオプションはセグメントのあるグラフでのみ利用できます。ここで表示されているオプションは、縦棒、横棒、円、ドーナツ グラフのほか、マリメッコ グラフのセグメントに適用されます。面グラフとウォーターフォール図では、シートの順番に関連のあるオプションのみを利用できます。

3.8.4 項目の並べ替え

image.

項目の並べ替えコントロールはグラフ内の各項目に指定の順序を適用します。既定のシート順のカテゴリでは、データシートに表示される順番と同じ順番でカテゴリを並べます。降順のY範囲順のカテゴリは、数値の合計が最も大きいカテゴリが最初に表示され、その後、降順で並べ替えが行われます。昇順のY範囲順のカテゴリは、数値の合計が最も小さいカテゴリが最初に表示され、その後、昇順で並べ替えが行われます。

ここで表示されているオプションは、積み上げ縦棒または集合縦棒と横棒、折れ線、面グラフのほか、マリメッコ グラフに適用されます。各タイプのグラフで、特定の種類に適した並べ替えオプションがあります。

3.8.5 グラフの種類

image.

グラフ タイプのコントロールを使用すると、同じデータを表示するため異なるグラフのタイプへの切り替えが実行されます。積み上げ、積み上げ100%、集合、面、面100%、折れ線の各種のグラフ間で切り替えることができます。

積み上げ縦棒または横棒、および折れ線グラフのみを使用する場合は、各系列を異なるタイプに切り替え、複合グラフを作成することもできます。この場合は、系列に属するセグメントまたはデータ ポイントを選択してフリー ツールバーでグラフの種類を切り替えます。

同じ基本的な種類の100%グラフに切り替えるため、Y軸の種類を%に設定することもできます(数値軸の種類を調整しますを参照)。

3.8.6 線のスタイル

image.

線のスタイルのコントロールは、縦棒グラフ、横棒グラフ、円グラフの各セグメントのアウトライン、基本要素、アジェンダの各チャプター、折れ線グラフ内の線、グラフのベースライン、数値の下線に適用されます (「値行」を参照)。また、線のスタイルのコントロールを使用してコネクタの外観を変更することもできます。さらに、線のスタイル コントロールを使ってすべてのグラフのプロット エリアのアウトラインを特定することができます。

3.8.7 アウトラインの色

image.

このコントロールを使用してアウトラインの色を変更できます。縦棒グラフ、横棒グラフ、円グラフのセグメントや、基本要素、議題の各チャプターにも使用できます。

3.8.8 線の設定

線の設定コントロールは、折れ線グラフ内の線の外観を指定します。線の設定がサポートされており、グラフ内のすべての線に対して一貫性ある線のスタイルや色が使用されます。また、マーカーを使って線上の各データポイントを強調する線を設定で選択することもできます。

image.

3.8.9 マーカーの形状

image.

マーカーの形状コントロールは、折れ線グラフや散布図のデータ ポイントに対するマーカーを追加または変更するために使用できます。散布図内のすべてのデータ ポイントに一貫性あるマーカーを付けるには、マーカーの形状ではなくマーカー設定コントロールを使用すべきです。

3.8.10 マーカーの設定

マーカー設定コントロールは、散布図内の各データ ポイントに一貫性のあるマーカーを適用します。データ ポイント、グループ、系列が追加または削除されると、マーカーは自動的に更新されます。散布図全体に一貫性のあるマーカーを追加したい場合は、マーカー シェイプ コントロールではなくマーカー設定コントロールの使用が適しています。

image.

3.8.11 デフォルトの色とフォントの変更

think-cell では、多くの要素や機能 (例: 軸、テキスト、矢印など) に対して PowerPoint の配色を使用できます。こうした色やフォントの定義は、お使いのプレゼンテーション ファイルの既定の色やフォントからいつでも持ってくることができます。既定値が正しくデザインされていれば、配色を切り替えることを決定された場合でも think-cell はシームレスにそれに従います。

既定の(フォント)カラーとフォント ファミリを調整するには、[デザイン] タブでテーマを変更します。think-cellの要素は、既定で本文向けに選択されているフォント ファミリを使用します。希望する配色またはフォント ファミリをオプションとして使用できない場合は、次の手順で追加できます。

Office 2010 の場合:

  1. リボンで [デザイン] を選択してください。
  2. [テーマ] グループで [色/フォント] をクリックします。
  3. ドロップダウン リストから [新しい配色パターン/フォントの作成...] を選択します。

Office 2013 以降の場合:

  1. リボンで [デザイン] を選択してください。
  2. [バリエーション]のグループから、右下の下向きボタンをクリックします。
  3. ドロップダウン リストから [色/フォント] を選択した後、[色/フォントのカスタマイズ...] を選択します。

一般的に、PowerPointのテンプレート ファイル(*.potx)にこれらの既定値を保存しておき、新しいプレゼンテーションはすべて、このテンプレート ファイルから作成するようお勧めします。この操作方法については、PowerPointのヘルプを参照してください。

また、C. think-cellをカスタマイズするで説明されているようにthink-cellスタイルを使い、グラフの既定および追加配色パターンや、既定のフォント カラーを指定することもできます。フォントの色の特定の設定については「テキストのプロパティをカスタマイズする」で説明しています。PowerPointテンプレートで既定のフォント設定を調整するようお勧めします。think-cellスタイルは、上記の手順でテンプレートを変更できない場合の最終的な手段としてのみ使用してください。

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