18. プレゼンテーションのツール

このチャプターでは、作業をもっと楽にしてくれる think-cell の様々な小さなツールについて説明します。

18.1
角丸四角形
18.2
チェックボックス & Harvey-Ball
18.3
特殊文字
18.4
スライドを保存して送信
18.5
言語を変更する
18.6
フォントを変更する
18.7
小数点シンボルの切り替え
18.8
自動ケース コード
18.9
インクの消去
18.10
アニメーションの削除

18.1 角丸四角形

要素メニューのアイコン: 画像

挿入の直後など、角丸四角形が選択されている場合は、入力を開始することができ、テキストは自動改行され要素内に表示されます。

角丸四角形の外観は、フリー ツール バーにある塗りつぶし、アウトライン色、およびアウトライン スタイルの各コントロールで変更できます。これらのコントロールに関する詳細は「フォーマットとスタイル」を参照してください。

18.2 チェックボックス & Harvey-Ball

要素メニューのアイコン: 画像画像

ガント チャートの責任者列およびコメント列の両方で、行ラベルのコンテキスト メニュー (「行ラベル」を参照) を使用して、テキスト ラベルの代わりにチェックボックスや Harvey-Ball を表示させることができます。ただし、ガント チャートの外でこれらの要素を使用することもできます。この場合、think-cell ツールバーの要素メニューを使用します。

フリー ツール バーを使って、機能を選択しその外観を変更します。フォント サイズ コントロール (「フォント」を参照) を使用して機能のサイズを調整し、カラー コントロールを使用して機能の主要色またはアウトライン色 (「カラーと塗りつぶし」を参照) を変更します。チェックボックスでは、アウトラインのスタイルも変更できます (「線のスタイル」を参照)。

チェックボックスを選択すると、ツール バーに追加のコントロールが使用可能になります。これを使ってチェックマーク記号を変更できます。チェックボックスをダブルクリックするか、キーボードで関連するキーを押すと瞬時に記号を変更できます。関連するキーは次の通りです。「チェックマーク」の場合はvo、または1、「×」の場合はxまたは2、チェックが外れたボックスの場合はSpaceまたは0

画像

Harvey-Ball を選択すると、ツールバーで追加のコントロールが使用できるようになります。このコントロールを使用して Harvey-Ball の完了状態を変更できます。また、Harvey-Ball の状態をダブルクリックするかキーボードの + キーを押すと、Harvey-Ball の状態を瞬時に増やすことができます。また、キーボードの - を押すと Harvey-Ball の状態を瞬時に減らすことができます。さらに、完了した Harvey-Ball 分数をキーボードで直接入力することもできます。分数の数が 9 より大きい場合は、18 のキーを使用して、すべての分数の 8 分の 1 または 8 分の 2、8 分の 3 などを入力します。

画像

コントロールの横に、数値付きの別のコントロールが表示されます。数値は、分数の数を示しています。ボックスに目的の数値を手動で入力することができます。

18.3 特殊文字

PowerPoint に精通しているユーザーであれば、標準装備されている [挿入] → [記号] ツールが頻繁に使用するには不便であることはすでにご存知かと思います。think-cell をインストールすると、特殊文字の挿入が簡単になります。

think-cell ツールバーの画像 その他メニューから [Insert Symbol] (記号の挿入) ダイアログを開きます。

think-cell ツール バーのその他メニュー

1 ページに必要な記号すべてが使用コンテキスト毎にグループに分けて用意されています。ここでは、マウスで一度クリックするだけで、目的の文字や記号を選択してカーソルの場所に挿入できます。

注:図形やテキスト ラベルが選択されていなければ、think-cell 特殊文字ダイアログは無効です。図形またはテキスト ラベルが選択されていれば、テキスト編集モードに切り替わります。

18.4 スライドの保存&送信

スライドを何枚かセットで保存しておくと便利な場合もあります。think-cell では、ファイルを複製して、その後不要なスライドを削除する必要はもうありません。左側のアウトライン ウィンドウ、またはスライド一覧表示で目的のスライドを選択し、think-cell ツール バーの画像 その他をクリックして [Save Slides...] (スライドの保存...) を選択します。新しいファイルが作成されたら、すぐに開いて編集できるようになります。

選択したスライドをメールで送信する場合は、[ Send Slides...] (スライドの送信) を選択すると、ファイルが添付されたメール テンプレートがデフォルトのメール アプリケーションで作成されます。

[スライドの送信/保存...] を使用して作成されたファイルには、ファイル名にISO 8601に準拠したタイム スタンプが含まれており、世界中のどこへ送信する場合でも確実です。ファイル Presentation1 slides 2-3 20110121T1556+01.ppt にはPresentation1.pptのスライド 2 ~ 3 が含まれ、UTC + 1 タイムゾーンの 2011 年 1 月 21 日 15:56 に送信または保存されました。「T」は日付と時間を分けます。

Gmailをご使用の場合は、デフォルトの電子メール プログラムとして [think-cell、Gmailで送信] を設定して [スライドの送信...] を使います。Windows 10の場合:

1.
[設定] で [アプリ] をクリックしてから [デフォルトのアプリ] をクリックします。
2.
[電子メール] の見出しの下にある現在のデフォルトのプログラムをクリックします。
3.
表示されたリストで [think-cell、Gmailで送信] を選択します。
[think-cell、Gmailで送信] が選択されているデフォルトのプログラム ダイアログ

18.5 言語の変更

PowerPoint のスペル チェックを使用する場合、言語を正しく設定することが重要となります。think-cell には、スライド内またはプレゼンテーション全体のテキストの言語を変更できる特別なオプションが装備されています。これらのオプションは、校閲タブの言語メニュー項目にあります。

ダイアログで目的の言語を選択し、スライド上のテキストをクリックして現在のスライドに含まれるすべてのテキストの言語を変更するか、またはすべてのテキストをクリックしてプレゼンテーション内のすべてのテキストを変更します。

18.6 フォントの変更

膨大なスライドで構成されるプレゼンテーション ファイルのテキストのフォントを変更するのは大変な作業です。think-cell の [Replace Fonts...] (フォントの置換...) ツールを使用すれば、とても簡単にフォントを変更できます。このツールには、PowerPoint の書式設定メニューまたはPowerPoint リボンのホームタブの編集グループからアクセスできます。これは PowerPoint の [フォントの置換] ダイアログに代わるものです。ダイアログのドロップダウン ボックスを使用して、置き換えるフォントと新しいフォントを選択し、フォントサイズも任意に調整することができます 変更の範囲 (プレゼンテーション全体現在のスライドまたは選択) を選択し、適用する をクリックしてフォントを置き換えるか、 OK を押してダイアログを閉じます。

18.7 小数点記号の切り替え

既存の素材を新しいコンテキストで使用する場合、小数点シンボルを切り替える必要がある場合があります。この操作を素早く行うには、 画像 その他メニューから [Switch Decimal Symbol] (小数点記号の切り替え) オプションを呼び出します。

think-cell ツールバーのその他メニューから小数点シンボルを切り替える

ダイアログでは、初めに切り替える範囲 ([Selected slides] (選択されたスライド) または [Entire presentation] (プレゼンテーション全体) のどちらか) を選択し、次に [Point (123.4)] (ピリオド) または [Comma (123,4)] (コンマ) をクリックして記号を切り替えます。

18.8 自動ケース コード

ファイル名またはプレゼンテーションのファイル パスを常に表示するテキスト ボックスを、スライド マスターに追加することができます。このファイル名が組織内でプロジェクトの識別に使用されるケース コードと同じならば、各スライドにテキストボックスを使ってケース コードを表示できます。テキスト ボックスの内容は、ファイルが違う名前で保存されるとそれに応じて更新されます。

ケース コードを表示するテキストボックスを追加するには、次のステップに従ってください。

1.
スライド マスター表示に切り替えます ([表示] →[ マスター表示] → [スライドマスター])。
2.
新規テキスト ボックスを挿入して、スライド マスター上に配置します。ダミーのテキストを挿入して、すぐに削除されないようにする必要があります。ダミー テキストは、ファイルが保存されるときにケース コードに置き換えられます
3.
PowerPoint 2007 以降
(a)
テキスト ボックスを右クリックし、サイズと位置ダイアログを開きます。
(b)
代替テキストタブに移動し、代替テキストの入力領域を探します。PowerPoint 2010、2013、および 2016 の場合は、または説明の入力領域を探します。

それ以前のバージョンの PowerPoint

(a)
テキスト ボックスの書式設定ダイアログを開きます (テキスト ボックスをダブルクリックするか、コンテキスト メニューからテキスト ボックスの書式設定を選択します)。
(b)
Webタブに移動し、代替テキストの入力領域を探します。
4.
入力領域で次のように入力します。
  • casecodeで、テキスト ボックスにファイル名を自動的に表示させます。
  • CASECODEで、テキスト ボックスに大文字のファイル名を自動的に表示させます。
  • casepathで、テキスト ボックスに完全なファイル パスを自動的に表示させます。
  • CASEPATHで、テキスト ボックスに大文字の完全なファイル パスを自動的に表示させます。

ファイルを保存するとすぐにケース コードがスライドに表示されます。

注:ケース コード テキスト ボックスは、スライド マスターでのみ機能し、個々のスライドでは使用できません。

18.9 インクの消去

誰かがタブレット PC を使って現在のスライドにインク注釈を追加している場合、マウス ボタンをワンクリックするだけで、そのスライドからすべてのインクを消去できます。画像 その他メニューから [Remove Ink] (インクの消去) オプションを使用します。

think-cell ツール バーのその他メニューからインクを消去

18.10 アニメーションの削除

選択したスライドまたはプレゼンテーション全体のアニメーションすべてを素早く削除するには、画像 その他メニューから [Remove Animations] (アニメーションの削除) オプションを使用します。

think-cell ツール バーのその他メニューからアニメーションを削除