4.グラフ作成の方法

本チャプターでは、チュートリアル形式でこのようなフリーハンドからグラフを作成する方法をステップを踏んでご説明します。

フリーハンド サンプルから think-cell グラフを作成する

think-cell の基本的なコンセプトの高度な表現と様々なグラフの種類の詳細については、「基本的なコンセプト」および以下のチャプターで詳述されています。

4.1
新規グラフを挿入する
4.2
ラベルの追加と削除
4.3
グラフ データを入力する
4.4
グラフのスタイル設定

4.1 新規グラフの挿入

think-cell がインストールされている場合、PowerPoint のリボン内の [挿入] タブの中に次のグループが表示されます。

PowerPoint 2007 以降の場合の think-cell グループ

プレゼンテーションにグラフを挿入する手順は、PowerPoint 図形を挿入する手順とよく似ています。think-cell グループの要素ボタンをクリックします。その後、目的のグラフ種類を選択します。

この例では、このボタンで表される縦棒グラフを挿入してみます。画像

グラフ種類を選択したら、マウス ポインターと共に四角形が現れ、スライド内のグラフ挿入位置を表示します。グラフを挿入またはサイズ変更するとき、グラフがスライド上の既存のオブジェクトと連携して一定の位置に配置されることに気づくでしょう。

think-cell グラフ スマート要素

グラフは挿入後に自動で選択され、青色でハイライトされたアウトラインで表示されています。編集したいグラフが選択されていない場合は、グラフの上でクリックすれば選択できます。

4.2 ラベルの追加と削除

新しい縦棒グラフを挿入したら、カテゴリ ラベルと系列ラベルの両方が自動的に表示されます。ラベルを削除や追加する方法はいくつかあります。1 つのラベルを削除する最も簡単な方法は、ラベルを選択して Delete (削除) キーを押す方法です。特定のタイプのラベルすべてを削除する最も簡単な方法は、グラフのコンテキスト メニューから該当するボタンを選択する方法です。

例に示す縦棒グラフにあるような系列ラベルを削除するには、グラフのコンテキスト メニューの 画像 系列ラベルの削除をクリックします。グラフのコンテキスト メニューにアクセスするには、グラフの四角形内の他のオブジェクトがないところへマウスを移動させ、マウスを右クリックします。テキスト ラベルの編集に関する詳細は、「テキスト ラベル」のチャプターをご確認ください。

think-cell ラベルの追加と削除

4.3 グラフ データの入力

縦棒グラフを選択すると、グラフの右下隅に画像 データシートを開くというデータシート ボタンが表示されます。

データシート ボタンをクリックするか、グラフをダブルクリックするだけでデータシートが開きます。新しいグラフを挿入した後は自動的にデータシートが開きます。では、例に示す縦棒グラフからデータをデータシートに入力してください。実際の数値のみタイプしてください。丸めたり合計を計算しないでください -- この操作は think-cell が実行します。ほとんどのグラフ タイプでは、フリーハンドにあるように、左から右へ、上から下へと数値を入力するだけです。Microsoft Excel 同様 Tab キーを使用して、行の隣の列に移動することや、Enter キーを使用して次の行の最初の列にジャンプすることができます。

例に示す縦棒グラフのデータシートはこのようになります。

think-cell データシート

データシートの変更を反映してスライドのグラフは即座に更新されます。さらに、お使いのデータシートのエリアにしたがってグラフのサイズが拡大、縮小されます。年はカテゴリラベルとしてデータシートの 1 行目に自動的に挿入されます。次の列にデータを入力し始めると、年は自動的に連番で入ります。

データを入力し終えたら、例示のグラフはこのようになります。

think-cell を使用したシンプルな PowerPoint グラフ

ご覧の通り、think-cell によってグラフを「見やすく」仕上げるためにかなりの作業が行われています。特に、think-cell によってすべてのラベルが自動配置され、列の合計が追加されています。次のセクションでは、例のグラフを完成させる最後のステップをご説明します。

4.4 グラフのスタイル設定

すべてのグラフ要素は多くの機能で構成されています。この例では、テキスト ラベルと列セグメントが縦棒グラフの最も重要な機能です。どの機能にも多くのプロパティが用意されており、プロパティを変えることで外観を変化させることができます。機能のプロパティを変更するには、まず機能を選択する必要があります。1 度に複数の機能を選択して、各機能のプロパティを同時に変更することもできます。

機能の選択操作は、Windows Explorer でファイルを選択する操作と非常に類似しています。

  • 1 つの機能の上にマウスを持っていき、左クリックして選択します。
  • もしくは、Ctrl キーを押しながらクリックして複数の機能を選択します。
  • また、Shift キーを押しながらマウス ポインターを動かしてクリックし、連続した範囲の機能を選択することもできます。Shift キーを押しながらマウスを動かすと、選択される範囲の機能がハイライト表示されます。

以下のスクリーンショットには、第 2 データ系列のすべての列セグメントを Shiftを押したままクリックして選択すると、すべての列セグメントがオレンジ色にハイライトされる様子が示されています。

think-cell グラフ要素の複数選択

機能を選択する時、対応するプロパティコントロールを含むフリー ツール バーが現れます。上記に図示したように列セグメントの選択の際は、例えば、ツール バーのなかに塗りつぶしのコントロールが現れます。

think-cell グラフの塗りつぶしコントロール ツール バー

この例では、「グラフの作成方法」においてフリーハンドで必要とされている通り、第 2 データ系列の網掛けを変更します。したがって、系列の列セグメントを選択した後に、[Accent 2] の網掛けを選択します。

think-cell PowerPoint グラフに色を使用する

暗い背景で読みやすいよう、ラベルは自動的に白色に設定されていることにご注意ください。

最後に、例示グラフ内の数字はまだ不正確な桁数で表示されています。フリーハンドによれば、小数点以下 1 桁の数値にしなければなりません。セグメントラベルの 1 つを選択するだけで、フリー ツール バーが数値形式のコントロールを含むように変更されます。

think-cell 数値形式コントロール

数値形式ボックスに小数点を入力すれば希望の表示書式を指定できます。この書式はグラフ内の同じ種類の数値すべてに適用されます。または、矢印をクリックして、ドロップダウン ボックスから希望する書式を選択することもできます。入力または選択する実際の数値は重要ではありません。これらの数値は、必要な形式の一例として機能するにすぎません (詳細は、「数値形式」を参照してください)。

think-cell グラフに小数点を適用する

グラフの作成方法」においてフリーハンドは、見やすく、かつプロフェッショナルな外観のグラフで表されています。think-cell の使用に慣れてくると、このようなグラフを 1 分以内で作成することができます。