8. グラフの構成要素

8.1
軸と目盛
8.2
矢印と数値
8.3
凡例

8.1 目盛と軸

8.1.1 数値軸

適用箇所: グラフ
メニュー項目: 画像 画像

チェックマーク付きの軸線、もしくはグリッド線のいずれかで、グラフの数値に対して数値の目盛を表示させる場合、この機能を使用します。通常グラフの Y 軸は数値軸です。

注:マリメッコ グラフの x 軸は、数値軸としても機能します。同様に、散布図およびバブル チャートには、常に表示される 2 つの数値軸があります。また、折れ線グラフの x 軸は、項目軸ではなく、数値軸である場合があります (「折れ線グラフ」参照)。他のすべてのグラフの x 軸は、標準の項目軸です。

数値軸の目盛の調整

選択すると、数値軸に 3 つのハンドルが表示されます。以下は軸線の場合とグリッド線の場合の表示です。グリッド線を使用する場合、グリッド線を 1 本選択し、軸のハンドルを表示させます。

think-cell での数値軸の目盛調整
  • 数値軸は、通常、think-cell によって目盛付けされます。ただし、数値軸の端のハンドルをドラッグして、手動で数値軸に目盛付けすることができます。軸の数値は常にデータシートの最小および最大値間の範囲を含む必要があります。特定の数値を示したくない場合は、データシートから削除するか、それぞれのデータシートの行、または列を非表示にします。数値軸の自動目盛付けは、ヒントが自動と表示するまでハンドルをドラッグすることで復元できます。Alt を押しながらドラッグすると、数値軸の目盛が自動モードになりません。
  • 数値軸のチェックマークの間隔は、通常 think-cell によって算出されます。ただし、中央のハンドルをドラッグすることで、チェックマークの間隔を手動で調整できます。ドラッグすると、選択された間隔を示すツールチップと共にサポートされているチェックマークにハンドルが移ります。ハンドルをリリースすると、指定されたチェックマークの間隔が軸に適用されます。自動のチェックマーク間隔は、ツールチップに [Automatic] (自動)と表示されるまでチェックマークの間隔を狭めることで復元できます。
  • 画像 同じ目盛に設定ボタンは、複数のグラフに同じ目盛を適用する場合に使用できます。詳細は「同じ目盛」を参照してください。

数値軸の種類を調整します

軸に沿ったセグメント、線、および領域の位置は、それらの絶対値に基づくか、あるいは、代替として、全カテゴリの相対的な (割合) 部分に基づいて決定することができます。それぞれ、軸のコンテキスト ツール バーの軸タイプを選択するドロップダウン メニューから絶対値% のどちらかを選択できます。

think-cell 内の軸の種類を選択します

積み上げグラフでは、割合軸への切り替えによりグラフが 100% グラフに変換されます。集合グラフは積み上げグラフに変換されます。これは、その場合にのみ相対的な部分がカテゴリの 100% を表す積み上げに加算されるためです。同様に、折れ線グラフで割合軸を選択すると、面グラフに変換します。

数値軸の反転

散布図、バブルチャート、折れ線グラフは、軸の向きの反転操作に対応しています。軸のコンテキスト ツール バーで軸の向きのドロップダウンメニューから降順の数値を選択すると軸の向きを反転させることができます。軸が2本ある折れ線グラフでは、負の相関をハイライトするため、1本の軸を逆順に設定できます。棒グラフ、集合グラフ、面グラフの場合、軸を反転するとグラフが反転します。

think-cellでの軸の向きの選択

数値軸の位置決め

数値 y 軸は、マウスで軸を選択し、ドラッグすることにより移動させることができます。ドラッグしている間、軸に使用できる代替位置がハイライトされます。望む位置にドラッグし、リリースすると、軸が移動します。

折れ線グラフの数値 y 軸を選択してドラッグする際に、グラフの両方の側にある 2 つの位置がハイライトされていることがわかります。いずれかの場所にドラッグすると、グラフの適切な位置に y 軸を配置します。

think-cell の数値軸の位置を決めます

しかし、選択した位置はまた、グラフの交差する動作も設定します。交差する動作の 2 つの異なるスタイルが、折れ線グラフでサポートされています。

  • 項目で交差 y 軸が項目の中心で x 軸と交差します。この場合、第 1 のカテゴリのデータ ポイントは、y 軸上に直接配置されています。
  • 項目間で交差 y 軸が 2 つの項目間で x 軸と交差します。従って、データ ポイントは、グラフの境界から補正されています。

軸を交差する動作の種類にかかわらず、データ ポイントの x 位置は、常にカテゴリの中心に対応します。

最も内側のハイライト個所のいずれかを選択すると、動作がカテゴリで交差するに設定され、最も外側のハイライト個所のいずれかを選択すると、動作がカテゴリ間で交差するに設定されます。

数値軸のコンテキスト メニューの画像および画像のボタンはまた、交差する動作を変更するためにも使用できます。

チェックマーク ラベルの位置決め

チェックマーク ラベルは通常軸線またはグリッド線の左側に表示されます。右側に移動するには、チェックマーク ラベルを 1 つ選択し、別の位置にドラッグします。

think-cell での数値軸のチェックマーク ラベルの位置決め

数値軸のコンテキスト メニュー

数値軸には独自のコンテキスト メニューがあります。次のボタンが表示されています。

画像 チェックマークの追加
目盛を追加
画像 チェックマーク ラベルの追加
チェックマーク ラベルを追加します。
画像 グリッド線の追加
グリッド線を追加
画像 軸線の追加
軸線を追加します。
画像 タイトルの追加
軸のタイトルを追加します。タイトルをドラッグして配置を決めることができます。数値軸ではない場合でも、タイトルをグラフのベースラインに追加することができます。
画像画像 対数/線形目盛の設定
対数または線形目盛に軸を設定します (「対数目盛」を参照)。
画像 第 2 Y 軸の追加
第 2 軸の追加 (「第 2 軸」を参照)。
画像 目盛をデータに合わせる
ユーザーまたは同じ目盛の操作のいずれかによって目盛とチェックマークの間隔が変更されている場合、目盛とチェックマークは自動サイズに戻ります(「同じ目盛」を参照)。
画像 ブレークの追加
現在のマウス ポインターの位置にブレークを追加します (「数値軸ブレーク」を参照)。
画像画像 項目での交差/項目間での交差の設定
折れ線グラフの交差する動作を変更します。

状況により、ボタンが、それぞれの機能の切り替えボタンとして機能します。すなわち、目盛が既に存在する場合、2 度目には追加できないため、同一のボタンでそのボタンを削除できます。

8.1.2 数値軸ブレーク

適用箇所: セグメント、軸、折れ線、面
メニュー項目: 画像 画像
特に大きなセグメントを縮小し、より小さなセグメントにして可読性を高めるために、数値軸ブレークを使用します。数値軸ブレークを追加するには、ブレークを置いて開きたいコンテキスト メニューの個所で、セグメントまたは軸の部分をクリックします。数値軸ブレークを追加する時、セグメントまたは軸を右クリックする正確な位置によって違いが生じます。

挿入するブレークはすべて、数値軸 (表示されている場合) と、軸の同じ範囲を共有するすべてのセグメントに適用されます。このため、グラフの縦棒のセグメント境界線がある位置で軸にブレークを追加することはできません。ブレークは、マウス ポインターの位置にブレークを可視化するため、少なくとも線 2 本分を表示するのに十分な大きさを持つ数軸値の部分がある場合にのみ追加することができます。

これは次の例で説明されます。第 3 縦棒の上部が近すぎるため、第 2 縦棒の最上部分にブレークは追加できません。ただし、第 3 縦棒のセグメントの範囲内には、ブレークのための十分なスペースがあります。両方の縦棒が数値軸のこの範囲を共有しているため、両方のセグメントが壊れています。

数値軸のブレークがない think-cell のグラフ 数値軸のブレークが追加された think-cell のグラフ

ブレークの度合いの調整

ブレークを選択した時に表示される線をドラッグすることで、壊れたセグメントのサイズを調整することができます。これらの線で、スペースを節約するために圧縮される目盛の範囲をマークします。目盛の圧縮された部分のサイズを決定するために線をドラッグします。本来必要となる分だけのスペースを得るために、目盛の圧縮された範囲に十分な距離だけ線をドラッグすると、ブレークが消えます。既定値では、区切り位置を描画するため十分な余地を残すため、可能な限り目盛の選択した部分を圧縮します。

利用できるブレークのスタイル

think-cell によってサポートされるブレークの形状には 2 つの種類があります。上記に示すようなストレート ブレークは、一般的に、標準的な棒グラフに使用されます。以下に示すような波型ブレークは、幅の広いまたは隣接する縦棒を持つグラフでスペースを節約するのに便利です。十分なスペースがある場合は、ブレークのコンテキスト メニューで画像 波型またはストレート形状の設定を使って 2 つの形状の間で切り替えができます。

注:折れ線グラフ、面グラフ、メッコ グラフでは、波型スタイルのみサポートされています。

波型ブレーク付き think-cell 集合縦棒グラフ

8.1.3 日付軸

データシートに一定の間隔で増加する年を示す数値が含まれている場合、軸ラベルの数値形式はいずれかの日付形式に変更できます (例えば、yy年を示す 2 桁の数値、yyyy年を示す 4 桁の数値、月日を含む追加の形式など) (「数値形式」と「日付形式コード」を参照)。

ラベルが日付として設定されている場合、または Excel のセルの書式がすべての項目のセルで日付に設定されている場合、日付軸が使用されています。日付軸の目盛を調整する場合、チェックマークの間隔に年、月、および週を使用できます。

日付軸上に 2 桁と 4 桁の年数値を両方利用することができます。例えば、最初と最後のカテゴリを 4 桁の年数値で、そして、その間のすべてのカテゴリを 2 桁の年数値で表示することも可能です。

桁数を選択するには、変更したいラベルをクリックし、書式を調整します。一貫性のある表示になるように、think-cell が他のラベルを自動的に調整します。例えば、最初のラベルのみを選択して、2 桁の日付形式を使用するとyy、通常最初のラベルだけに2桁の数字が使用されることはないため、すべてのラベルが 2 桁に切り替わります。しかし、途中のラベルを 1 つ選択して 2 桁の数字を使用する場合は、最初のラベルには 4 桁が残りますが、最初と最後のラベルの間すべてのラベルは 2 桁に切り替わります。

think-cellの日付軸のラベルに 2 桁の数字を使用します

8.1.4 同じ目盛

同じスライド上に類似のグラフが複数存在する場合、多くの場合、それらのすべてが同じ目盛を共有することが望まれます。2 つのグラフが同じ目盛を共有した場合にのみ、横棒または縦棒の物理的な大きさが比較可能となります。

次の例では、同じ目盛ではないが、大きさの同じ 2 つのグラフを示しています。ウォーターフォール図で 7 単位を表す縦棒が、棒グラフでは 47 単位を表す縦棒と同じ高さであることに注意してください。

同じサイズ、違う目盛を持つ 2 つの think-cell グラフ

別のグラフからの縦棒を視覚的に比較可能にするために、それらのグラフすべてを一緒に選択します。その後、目盛範囲が狭いグラフを目盛範囲が一番広いグラフの目盛に合わせてサイズ変更する場合は、いずれか 1 つのグラフから think-cell のコンテキスト メニューを開き、画像 同じ目盛に設定ボタンをクリックします。上記の例では、作成グラフは、次のようになります。

同じサイズ、同じ目盛を持つ 2 つの think-cell グラフ

グラフが表示するデータが変化する場合には、このグラフの再目盛をすることが可能です。軸ブレークが追加された場合やサイズが変更された場合を含め、同じ目盛に設定した他のすべてのグラフの目盛も同様に調整されます。

同じ目盛に戻すには、1 つまたは複数のグラフを選択し、画像 目盛をデータに合わせるボタンをクリックします。どのグラフが同じ目盛を共有するかわからない場合、最も簡単な方法は、すべてのグラフで同じ目盛に戻し、その後、要求されたグラフを選択して同じ目盛を稼働させることです。

グラフに 2 本数値軸がある場合 (例:折れ線グラフや散布図)、X 軸に対して 2 つ目の [画像 同じ目盛に設定] ボタンが利用できるようになります。軸はそれぞれ、もう1本の軸とは関係なく、個別に同じ目盛に設定できます。例えば、同じデータ範囲が対象になるように2本の折れ線グラフをX軸上で同じ目盛に設定しつつ、Y軸を各グラフのデータに合わせることができます。

X軸のみが同じ目盛に設定された2本の折れ線グラフ

8.1.5 対数目盛

数値軸のコンテキスト メニューから、画像 対数目盛の設定ボタンを使用すると、対数目盛に切り替えることができます。線形目盛に戻す場合は、画像 線形目盛の設定を選択します。

注:Microsoft Graph の制限により、対数目盛付きの軸では、10 の累乗(例えば、0.1、1、10)にのみチェックマークを付けることができます。軸は、10 の累乗で開始/終了しなければなりません。

数学的に適切でない場合、対数目盛はサポートされません。負の値はベースライン上に配置され、感嘆符画像は、対数目盛で数値を表すことができないことを説明するラベルの隣に表示されます。また、合計に加算される複数の系列が軸に関連付けられている場合、軸には常に線形目盛が使用されます。

8.1.6 第 2 軸

線を含むグラフは、追加の第 2 y 軸を持つ場合があります。線をハイライトして、線のコンテキスト メニューから画像 右/左軸に設定ボタンを選択すると、第 2 y 軸を追加し、線とこの軸を関連付けることができます。グラフに 2 本 y 軸がある場合は、同じ画像 右/左軸に設定ボタンを使用して、グラフ内の各線の y 軸の関連付けを変更できます。第 2 軸は、完全に独立した数値軸 (「数値軸」) で、個別に目盛を付けることができます。

think-cell グラフ第 2 軸

8.1.7 項目のギャップ

棒グラフの間隔は、基本的に棒の幅とグラフのサイズによって決まります。縦棒の間の余分なスペースは、カテゴリ ギャップを挿入することによって追加することができます。

カテゴリ ギャップは、ベースラインをクリックしてハンドルを右にドラッグすることで設定することができます。カテゴリ ギャップは、棒幅にギャップ幅を加えたものと同じ幅で、ハンドルはこのカテゴリ ギャップの幅にスナップします。

think-cell カテゴリ ギャップ

ギャップ幅を変化させるか、単にドラッグしてカテゴリ ギャップを設定することで棒の幅が保存され、結果として全体のグラフ幅が増減します。

Ctrl キーを押しながらドラッグすると、全体のグラフ幅が保持されます。項目のギャップに対応するため棒の幅が増減します。

注:場合によっては、ベースラインにブレーク (「項目軸ブレーク」参照) を設定することが、項目のギャップに対する省スペースのための代替策になることがあります。

8.1.8 項目軸ブレーク

適用箇所: 項目軸の縦棒のギャップ
メニュー項目: 画像
項目軸のブレークは、項目軸の目盛の連続の中でブレークが発生したことを示します。ブレークを挿入するには、2 つの縦棒の間で項目軸を右クリックして、それぞれのメニュー項目を選択します。think-cell グラフの項目軸ブレーク

8.2 矢印と数値

8.2.1 差分矢印

適用箇所: グラフ、セグメント1、ポイント2
メニュー項目: 画像 画像 画像 画像
1縦棒グラフおよびウォーターフォール図
2折れ線グラフおよび面グラフ
差分矢印は、縦棒、セグメント、またはポイントのペア間の差分を可視化するグラフで使用できます。差分は、基礎となるデータが変更されるたびに、自動的に計算され、更新されます。差分のためのテキスト ラベル (「テキスト ラベル」のチャプター) は、フォント、数値形式およびラベル コンテンツ プロパティをサポートします (「フォント」、「数値形式」、「ラベル コンテンツ)。

差分矢印の 2 つの異なるスタイルが think-cell によってサポートされています。レベル差分矢印および総差分矢印。レベル差分矢印は、グラフ内のセグメントまたはポイントのペア間の差分を示すために設計されています。総差分矢印は、縦棒の合計間の差分を示すために設計されています。

レベル差分矢印

レベル差分矢印は、コンテキスト メニューの画像または画像ボタンを選択することによって追加できます。比較対象の 2 つの値を設定するために差分矢印が選択された時に表示されるハンドルが使用できます。差分矢印の端は、縦棒のセグメント、データ ポイント、または数値線 (ある場合) に付けることができます (数値線)。

think-cell グラフ差分矢印 バブル ラベル付き think-cell のグラフ差分矢印

デフォルトでは、選択したセグメント、もしくは項目から次の項目の一番上のセグメントに新たに挿入された差分矢印は伸びます。また、開始セグメントと終了セグメントを同時に選択すると、差分矢印を開始および終了するセグメント/項目を速やかに決定できます。次に、いずれか 1 つを右クリックし、画像 レベル差分矢印の追加を選択します。1 度に複数のセグメントを選択する場合は、Ctrl キーを押しながら選択します (「複数選択」を参照)。折れ線グラフや面グラフの場合、セグメントではなく、対応するデータ ポイントを選択します。

矢印が非常に小さくてバブルがそれを覆ってしまう場合には、バブルは自動的に矢印の隣に配置されます。手動でレイアウトを最適化する場合は、矢印自体とラベルを他の場所にドラッグできます (「自動ラベル配置).」)。2 つの縦棒の間に矢印を配置する場合は、縦棒の間に追加のギャップ (「項目のギャップ」) を作成できます。

割合の差分付き think-cell グラフ差分矢印

総差分矢印

総差分矢印は、コンテキスト メニューの 画像 または 画像 ボタンを選択して、比較対象のカテゴリまたは縦棒に差分矢印の端を連結することにより追加できます。

think-cell グラフ差分矢印

矢印モード

3 つの矢印モードを繰り返し表示することができます。それに応じてコンテキスト メニューのボタンが変化し、ラベル内の番号が再計算されます。

画像 1 つの方向を指す矢印を表示し、相対的差異を計算します。
画像 両端矢印を表示し、絶対差を計算します。
画像 他の方向を指す矢印を表示し、相対的差異を計算します。

8.2.2 CAGR の矢印

適用箇所: グラフ、セグメント
メニュー項目: 画像
この機能によって、複合年間成長率が可視化されます。計算の基になっている日付の範囲は、カテゴリ ラベルに関連付けられているデータシートのセルから取得されます。CAGRは、基礎となるデータが変更されるたびに、自動的に計算され、更新されます。正しく計算が行われるために、それぞれのデータシートのセルが正しい日付を含むことが重要です。

項目 Aから B までの CAGR は次の式で計算されます。

CAGR 算出式

ここで、n は日付範囲内の年数となります。n が整数でない場合に n を決定するため、30/360 日カウント方式で計算が行われます。

CAGR の自動表示は、テキスト ラベル (「テキスト ラベル」のチャプター) に基づいており、フォントおよび数値形式のプロパティ (「フォント」、「数値形式」) に対応しています。矢印自体は色のプロパティに対応しています (カラーと塗りつぶし)。

CAGR 値 の think-cell 自動表示

初期設定では、グラフ内の選択したカテゴリから最後のカテゴリに伸びる CAGR が 1 つだけ挿入されています。CAGR の矢印がその開始と終了のカテゴリを指定するために選択される時に表示されるハンドルを使用できます。

また、CAGR に対して望む開始と終了のカテゴリを速やかに決定することができます。開始カテゴリ内のセグメントおよび終了カテゴリ内のセグメントを選択します。その後、いずれか 1 つを右クリックし、画像 複合成長矢印の追加をクリックします。2 つ以上のカテゴリ内のセグメントを選択した場合、連続して選択したカテゴリの各ペアのための CAGR を取得します。1 度に複数のセグメントを選択する場合は、Ctrl キーを押しながら選択します (「複数選択」を参照)。折れ線グラフや面グラフの場合、セグメントではなく、対応するデータ ポイントを選択します。

CAGR の think-cell 開始および終了カテゴリ

8.2.3 系列の CAGR

CAGR の矢印は、常に縦棒の合計に基づいて算出されます。しかし、系列の内の 1 つの複合年間成長率もまた視覚化したいと思われるかもしれません。

画像

系列ラベルで表示できます。フリー ツール バー上のラベル コンテンツ コントロールから、単純にラベルを選択して CAGR のオプションを選択します。

これで、CAGRは系列単位で計算されます。

think-cell 系列の CAGR

すべての系列ラベルを 1 回の操作で選択する場合は、最初のラベルをクリックし、Shift を押しながら最後のラベルをクリックします (「複数選択」を参照)。

8.2.4 数値線

適用箇所: グラフ
メニュー項目: 画像
この機能によって、特定の値を視覚化するために x 軸に平行な線が表示されます。グラフごとに複数の数値線を作成でき、線のラベルをグラフの左側と右側どちらに配置するかを選択できます。

必要に応じて、縦棒の合計の算術平均 (積み上げグラフ、集合グラフ) または加重平均 (マリメッコ グラフ) で数値線が初期化され、平均値に位置合わせ (スナップ) します。線がこのような数値にスナップされる場合、データの変更時にこの値が計算され、自動的に更新されます。

自由に線をドラッグすることができます。ドラッグ操作の精度を上げる必要がある場合、PowerPoint コントロールを使用してスライド上で拡大します。指定の値に線を微調整する場合には、方向キー も使用できます。方向キーを使用すると、ラベルの数値形式に合わせて線が徐々に移動します。

通常と同じく、ラベルにカスタム テキストを追加したり、所定のラベルをあなた自身のコンテンツに置き換えたりすることができます。ラベルとテキスト フィールドの詳細は、「テキスト ラベル」のチャプターで確認できます。また、ラベルのフォント (「フォント」を参照) と数値形式 (「数値形式」を参照) も変更できます。

think-cell 内の平均の数値線

8.2.5 100% インジケーター

適用箇所: グラフ
メニュー項目: 画像
この機能は、「100%」のマークを表示させます。初期設定ではオンになっています。グラフの左または右にラベルを配置するかどうか選択できます。think-cell 棒グラフの 100% インジケーター

8.2.6 系列のコネクタ

適用箇所: グラフ、セグメント
メニュー項目: 画像
グラフ全体または 1 つのセグメントに、系列のコネクタ線を追加することができます。セグメントのメニューのコネクタ項目をクリックすると、セグメントの右上隅にコネクタ線が作成されます。ウォーターフォール計算の一環としてコネクタが必要な場合は、必ず特定のウォーターフォール コネクタ (「ウォーターフォール図」を参照) を使用してください。希望の接続が標準コネクタでは実現できない場合は、代わりに汎用コネクタ (「ユニバーサル コネクタ」を参照) を使用できます。think-cell 積み上げ棒グラフでの系列コネクタ

8.2.7 ユニバーサル コネクタ

要素メニューのアイコン: 画像
ユニバーサル コネクタは、特定の要素や機能に属していないため、本チャプターで説明する他の構成要素とは異なります。従って、これらは think-cell のコンテキスト メニューでは使用できません。

その代わりに、think-cell ツール バーからユニバーサル コネクタを挿入することができます。複数のコネクタを挿入するには、ツール バーのボタンをダブルクリックします。挿入モードを終了するには、もう 1 度ボタンをクリックするか、Esc キーを押します。

各グラフ要素は、接続ポイントを提供することができます。ユニバーサル コネクタは、同じ要素に属しているかどうかにかかわらず、任意の 2 つの接続点を接続することができます。グラフ自体でサポートされていない独自のコネクタが必要な場合は、ユニバーサル コネクタを使用します。

think-cell ユニバーサル コネクタ

2 つの異なるグラフを接続するためのユニバーサル コネクタも使用できます。それらを移動させる際に、コネクタの端にあるハンドルが接続ポイントにスナップします。コネクタの中央にあるハンドルをドラッグして、直線コネクタを、正しい角度を備えたコネクタに変更することができます。

think-cell 内の 2 つの異なるグラフ間のユニバーサル コネクタ

注:ユニバーサル コネクタは、視覚的に 2 つのオブジェクトを接続しますが、ウォーターフォール図の計算には効果がありません。ウォーターフォール計算の一環としてコネクタが必要な場合は、必ず特定のウォーターフォール コネクタ (「ウォーターフォール図」を参照) を使用してください。標準コネクタ (「系列のコネクタ」を参照) は、様々なタイプのグラフに対して使用でき、可能な場合には必ず汎用コネクタより優先して使用してください。

8.3 凡例

適用箇所: グラフ
メニュー項目: 画像
凡例は、グラフ内の様々なデータ系列またはグループを明確に識別するために使用できます。

凡例が選択されると、線のスタイルとフォント コントロール (「テキスト ラベル プロパティ コントロール」) を含むフローティング ツールバーが表示されます。このツールバーでは、凡例ボックスの線のスタイルと凡例テキストのサイズを指定できます。プレースホルダーの視覚的順序のコントロールを使用して、データシートまたはグラフ自体とは異なる順序を指定することができます。

加えて、プレースホルダーの 1 つを選択することで、系列およびグループのためのグラフ固有のプロパティ コントロールが使用できます。

think-cell 凡例ツール バー

凡例のフレーム サイズを変更すると、凡例のテキストが新しいフレーム サイズに合わせて自動的に再設定されます。水平方向の凡例を作成するには、例えば、枠の左または右の境界線を外側に引きます。